通貨の価値について
市場で取引される商品は「通貨」です。
私たちが普段使っている「紙幣」や「硬貨」が「商品」として取引されます。
国際的に取引される通貨ですが、その背景や通貨の意味には様々なものが含まれています。
●統合通貨
1999年に、ヨーロッパの統合通貨として「ユーロ」が誕生し、2002年からは12ヶ国で流通するようになりました。
「ユーロ」の場合は、ヨーロッパという地域の一本化への第一歩という意味合いが大きく、各国の通貨を統一することは、金融政策をはじめ、経済政策のかなりの部分を国という単位で運営できなくなるという、大きなデメリットを含みます。
それでも、通貨を統一することで、各国の経済の安定をはかる事ができ、その国の経済危機の回避につながるという大きなメリットもあります。
●基軸通貨
現在の外国為替取引や国際貿易の取引において、最も中心的な役割を果たし、広く使用されているのは、米ドルです。
各国の外貨準備高に占める米ドルの割合は非常に高く、アジアやアフリカなどでは、買い物や取引の通貨として、米ドルが普及している国もあります。
このように、国際貿易の取引や、外貨準備金として利用されている国際通貨のことを「基軸通貨(キーカレンシー)」と言います。
ゴールド(金)が国際通貨流通の裏付けになっていた第二次世界大戦までは、イギリスの「英ポンド」が世界の基軸通貨でした。
しかし、大戦後、その当時のゴールドの半分以上をアメリカが保有していたことにより、「米ドル」が基軸通貨になったようです。